この病気の実態
過食症のスイッチ
この病気の人って一体どのくらい食べてしまうものなのでしょうか?また、それはいったいどのようなときに起こりやすいのでしょうか?
もちろん人それぞれ、スイッチが入る条件は、違ってくると思います。
ちなみに私の場合は、むしゃくしゃした時やイライラしたときに発作が起こり、爆発的に食べまくってしまいました。
実家住まいですから冷蔵庫を空ければ食べ物には困りませんし、それに近所のコンビニへ行けばいくらでも食料は手に入ります。
炊飯器にいっぱい入っていたごはんを全部食べてしまったこともあるし、食パンなら1斤~2斤は軽く入りましたし、菓子パンを一度に12個も食べたこともありました。
家族に知られたくない
自分がこの症状に陥っていることを、家族には絶対に知られたくありませんでした。
気づかれて、注意されたり、責められたりするかもしれないと思うと怖かったのですね。
こんな状態おかしいに決まってる。なんて、その頃の私だってとっくに気づいてはいたのです。でもやめられないからもがいていた。
両親に、特に母に余計な心配をかけたくありませんでした。大ごととなるのが怖かったんです。
もっとも、ちょっとやそっと誰かに注意されたくらいで、簡単に止められるような状況では既にありませんでした。
ですから、食べたい気持ちが爆発し発作が起こったときは、とりあえず夜中まで我慢。
家族が寝静まった24時頃そっと自宅を抜け出してコンビニへ行き、一番大きな袋いっぱい菓子パンやお弁当、スナック菓子やおにぎりなどを買い込んで、部屋でむさぼるように食べていたこともよくありました。
そしてこの頃、気づかれないようにトイレで吐くようになりました。
食べたい気持ちが爆発したときに買う食べ物が、「食べたい物」から「吐きやすい物」に変わっていきました。
激しい後悔と恐怖心
食べているときは、とにかく夢中で、幸せでした。今思えば、なんだかすごく空しい類の幸せだったかもしれません。
でもそのうちに、なんで私はこんなにいっぱい食べているのだろう?
どうしてこんなに食べたいのだろう?
いったいどうしてしまったのだろう?
もう本当に止めなきゃ、止めなきゃって、頭ではわかっているのに、食べ続けているのです。
とにかく食べきってしまうまで、もうストップすることができないのです。
目の前にもう食べるものがなくなるまで食べてしまいました。
そして食べきって、それこそ苦しいくらいの満腹になった途端に、言いようのない後悔と恐怖に襲われるのでした。
とにかく吐かなきゃ、今お腹の中に入れたものを全部吐き出さなくちゃ、もうそのことで頭がいっぱいになってしまうのです。