過食症は薬で治らない
投薬治療が必要になる過食症とは
この病気は、精神的な部分とも深く関わっている場合が少なくありません。
ほとんどの場合、何らかの形で精神のバランスを崩しているといっても過言ではないでしょう。
実際に過食症とうつ病を併発しているケースもあるようです。
確かに過食症を含む摂食障害の方の中には、薬に頼りたいほどつらい気持ちで過ごしている方がたくさんいらっしゃると思います。しかし薬物で根本的な解決が図れる問題ではない、というのは私は経験者としてよく知っています。
食欲を抑える効果が期待できる食欲抑制剤という薬があり、過食衝動を和らげるために用いられるようでが、これも一日中365日効いているわけではないので、やはり一時的なものとしかいえないでしょう。
薬はあくまでも一時的なもの
お薬は、摂食障害と精神的な疾患を併発した場合にあらわれやすい「気分の落ち込み」「不安感」「焦燥感」「過食衝動」「不眠」などの症状を緩和するのにはもちろん効果的。
ですがそれらの薬は、一時的に症状を抑えることはできても完治させることはやはり無理でしょう。
それに、あまり薬に頼りすぎていると薬物依存になってしまって、それこそ薬なしではいられない身体になってしまう場合も考えられます。
完治できないまま延々と薬を飲み続けなければならないなんて、想像しただけで気が滅入ってきました。
しかもお薬には必ずといっていいほど副作用が伴います。
私も過食症で苦しんでいるときに薬に頼りましたが、全く効いている感じがせず、過食症の発作も止まらなかったのですぐに飲むのをやめました。
完全に克服するためには、やはりコレしかない
過食症を完治させて、二度と起こらないように再発を完全に防ぐためには、薬などを用いて症状を一時的に緩和するのではなく、やはり根本的に解決する必要があります。
そのためには、「毎日の食生活を徹底的に見直して、栄養バランスのとれた規則正しい食生活を送る。」もうそれしかないのです。
って、こうやって文章にすれば、簡単にスラスラと書けてしまいますけれど、それができないから苦しんでいるんじゃないって思わずツッコミたくなるくらい、実際には非常に難しい課題だと思います。
私ももちろんそうでした。
それでも結局は、突き詰めればそれしかないのです。
幸いにも私は、母のおかげで、処方献立という食事にめぐり会えたことで、1年半かかりましたが、難しい課題を、あらかじめ覚悟していたよりは、すんなりとクリアすることができたと感謝しています。